区民の命綱、星見さんの勝利でコロナと本気でたたかう都政に/目黒区 小池書記局長が力説

都議選告示まで1カ月余

訴える星見てい子都議(右)と小池晃書記局長(左)=22日、東京都目黒区(写真提供:しんぶん赤旗)

都議選告示(6月25日)まで1カ月あまりとなった22日、日本共産党の小池晃書記局長は東京・目黒区内での街頭演説で、「定数3に6人が立候補する大激戦の目黒選挙区で、唯一の女性候補であり、区民の命綱、星見てい子都議を何としても押し上げよう。きたる総選挙での市民と野党の共闘の勝利にとって、共産党の躍進こそ決定的だ」と熱い訴えを行いました。演説はオンライン動画で配信されました。

小池氏は、元児童養護施設指導員の星見氏について、「子ども食堂」への都の財政支援で前向きな知事答弁を引き出し、全国初の全額補助を実現させたと紹介。15年間の生活相談件数は1000件超に上り、コロナ禍で支援金給付につないできたと強調し、昨年3月の都議会予算特別委員会では、都が公営住宅を20年間造らず、応募倍率が都で20倍、目黒区で300倍となっている現状の背景に、国の基準の15%にまで住宅必要数を抑えていた都の計算方法の細工があることを暴いたと紹介しました。

小池氏は、五輪優先でコロナ対策に後手後手の小池都政は菅政権と同じだと述べ、「都議選は小池都政を支える自民、公明、『都民ファ』対、都議会野党第1党の共産党のたたかいだ」と指摘。「ぶれない星見さんの勝利で、コロナと本気でたたかう東京都政をつくろう」と訴えると聴衆は大きな拍手で応えました。

小池氏は、超党派で合意してきた性的少数者差別禁止法案に自民党議員から反対の声が上がり、「種の保存の原則に抗(あらが)う」などと暴言が吐かれたことに対し、「昭和どころか明治時代の感覚だ。性的少数者の人権を全く理解せず、踏みにじるような時代遅れの自民党には退場してもらおうではないか」と述べ、党派を超えてジェンダー平等実現の思いを星見氏に託してほしいと訴えました。

星見氏は「学校給食の無償化を何としても実現させる。コロナ感染を抑え込み、支援充実の政治に変える」と決意表明。加瀬裕子・早稲田大学教授が応援演説しました。

(「しんぶん赤旗」2021年5月23日付より)


 icon-youtube-play 当日の演説はこちらから視聴できます(YouTube「JCP目黒チャンネル」)