清潔な日野市政取り戻そう/小池書記局長が市長・市議補選、都議選応援

訴える小池晃書記局長(右から2人目)。あるが精一市長候補(右)、清水とし子都議候補(左)、わたなべ三枝市議補選候補=3日、東京都日野市(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党の小池晃書記局長は3日、東京都日野市の京王線・高幡不動駅前で、日野市長選・市議補選(11日告示、18日投票)と都議選(6月25日告示、7月4日投票)勝利で、「日野市政を変える大チャンス。市政の大掃除をしよう」と呼びかけました。

日野市では元副市長が補助金をめぐる詐欺容疑で逮捕されています。小池氏は、現市長が、元副市長が主導した「たかはた保育園」民営化への補助金を5倍以上に引き上げ、元副市長へのヤミ手当解明も打ち切ってきたことを指摘。市民と野党の共同市長候補、あるが精一氏と、共産党の、わたなべ三枝市議補選予定候補勝利で、自治と緑と清流の街にふさわしいクリーンな市政を取り戻そうと訴えました。

小池氏は、国民健康保険料を値上げし、学校のトイレ改修とエアコン設置を怠り、福祉予算をカットする一方で、「投資的経費」を増やす、自民党・公明党などが支える逆立ち市政を批判。80億円の公共事業見直し、8.8億円かかる新市庁舎建設凍結で、コロナ検査の拡大、若者や低所得者への家賃補助、18歳までの医療費無料化を掲げる、あるが、わたなべ両予定候補勝利で、コロナから市民を守る市政を実現しようと訴えました。

わたなべ氏が「共産党市議団を4人から5人に増やしてほしい」、あるが氏が「疑惑にふたをする現市長を破り疑惑にメスを入れたい」と訴えました。

都議選をたたかう清水とし子予定候補は、「検査拡大、日野保健所の復活のため何としても当選したい」と力を込めました。

(2021年4月4日付「しんぶん赤旗」より)