「東京都平和祈念館(仮称)」建設を求める20周年のつどい=12日、東京都豊島区(写真提供:しんぶん赤旗)

「東京都平和祈念館(仮称)」建設を求める20周年のつどいが12日、東京都豊島区で開かれました。主催は2000年発足の「建設をすすめる会」。

都平和祈念館をめぐっては、都議会全会派の代表や学識経験者を交えた都の「基本構想懇談会」が1993年、
▽東京空襲の犠牲者を悼み、都民の戦争体験を継承▽平和を学び考える
-など基本的性格を確認し、知事に「報告」を提出。都は98年に「建設委員会報告書」をまとめましたが、日本の侵略戦争を美化する一部都議らが「展示は自虐的」と攻撃。99年の都議会付帯決議を理由に、都が建設を凍結しました。

つどいでは毎日新聞記者の栗原俊雄氏が講演し、「東京大空襲など各地の空襲被害者が国に補償を訴え、身元の分からない遺骨も多数残されている。戦争は決して終わっていない」と強調しました。

児玉洋介代表世話人は「戦争の記憶を語れる人が急激に減っている。戦争の記録を残す運動を都民全体の取り組みとしたい」と述べました。

各党がメッセージを寄せ、日本共産党の、とや英津子都議は「超党派の運動を広げ、平和祈念館建設を前に進めたい」とあいさつしました。

(2020年12月16日付「しんぶん赤旗」より)