横田基地の撤去を求める西多摩の会代表 高橋美枝子さんに聞く

横田基地の現状を訴える高橋美枝子代表

いま横田基地(東京都多摩地域)は大変な状況になっています。

6月21日に、横田基地撤去を求めて毎月第3日曜日に行っている座り込み行動をしましたが、前日は土曜日だというのに戦闘機4機が来て、座り込み当日も戦闘機4機が飛んでいます。

2018年4月に横田基地に初飛来し、10月正式に配備された米空軍の特殊作戦機CV22オスプレイも土曜日なのに飛んでいました。

6月17日から26日まで土日を除いてのべ800人がパラシュート降下すると周辺自治体に通告していました。

このパラシュート降下訓練は、実際にはCV22やC130輸送機を使ったロープ降下、小型車両の輸送・投入なども含む、米陸海空軍の特殊部隊による大演習でした。

米軍がこの演習を公表したのは、6月30日になってからで、自治体にも周辺住民にも知らせないまま、危険な訓練が行われ、やらないと言っていた土曜日も降下訓練を行ったのを何人もが目撃しています。

6月16日にCV22オスプレイは、配備されて初めて部品落下事故を起こしました。

7月2日には陸軍のヘリからの降下訓練でパラシュートが住宅地域の都施設に落下、7月7日には、CV22から潜水用のフィン(足ひれ)を福生市の牛浜駅の駐輪場近くに落とし、事故が相次いでいます。

オスプレイ配備撤回、横田基地の撤去を求める座り込みでスピーチする日本共産党の山添拓参院議員
オスプレイ配備撤回、横田基地の撤去を求める座り込みでスピーチする日本共産党の山添拓参院議員=7月19日、東京都福生市(「しんぶん赤旗」提供)

CV22は非常に事故率が高く、死者の発生や機体の損害が200万ドル(約2億1400万円)を超えるクラスAの重大事故が10万飛行時間あたり6件と海兵隊MV22の倍です。

こういう非常に危険なオスプレイが私たちの頭上、住宅地を銃口まで出しながら飛び回り、基地の中ではタッチ・アンド・ゴー(緊急離着陸訓練)、ホバリング(空中停止)しながらのつり上げなど戦闘のときに使う訓練までやっています。

米軍はいま、戦争状態じゃないか、私たちがその戦争に巻き込まれて私たちの地域は戦場のようになっているんじゃないかという状況が続いています。

オスプレイの配備撤回、基地撤去を求めるたたかいをもっと強めていかなければいけないと思っています。

(2020年8月25日付「しんぶん赤旗」より)