ミュージシャンと吉良よし子議員懇談/音楽文化の危機知ってほしい

吉良よし子参院議員

懇談するワタナベマモルさんと吉良よし子参院議員(「しんぶん赤旗」提供)

新型コロナウイルスの影響で、コンサートやイベントの中止、延期が相次ぐ中、日本共産党の吉良よし子参院議員は27日、国会内でロックミュージシャンのワタナベマモルさんと懇談しました。

全国各地のライブハウスで演奏して音楽を生業にしているワタナベさんは関係者の窮状や、音楽文化の危機を知ってほしいと懇談を申し込みました。

東京都内に住むワタナベさんは、小池百合子東京都知事が「ライブハウスに自粛要請を個別にする」と会見(25日)で言及したことに不安を抱いています。

「ライブハウスの経営者やミュージシャンたちは萎縮してしまう。突然のやり方でひどい」と憤ります。

当事者の生活実態や、数カ月、1年先の生活を考えていない政府・東京都へ不信感を持つワタナベさん。

吉良議員は、この間、ライブハウス関係者の皆さんの声を聞き、「ライブ、音楽文化をとだえさせないよう」国会で取り上げたことを紹介。
「自粛を一方的に求めるのではなく、感染防止対策として損失補てんすべき」と強調しました。

(2020年3月28日付「しんぶん赤旗」より)