新国立競技場の建設など再開発が進められている神宮外苑地区(港区、新宿区)で、都が「世界に誇るスポーツの拠点」をつくるとしながら、実際には再開発で多くのスポーツ施設がなくなることが、17日の都議会都市整備委員会で明らかになりました。

和泉なおみ都議
和泉なおみ都議

日本共産党の和泉なおみ都議が追及しました。

神宮外苑は、神宮球場、秩父宮ラグビー場の他、テニスコートやフットサルコート、ゴルフ練習場、軟式野球場などが集積し、都民に親しまれています。

しかし、再開発後は神宮球場、ラグビー場のような大規模施設と、室内練習場、会員制テニスクラブ用コートが残るだけで、その他のスポーツ施設は全てなくなります。

和泉都議は、神宮外苑スポーツ施設を運営する明治神宮がホームページで「さまざまなスポーツ施設をつくってきた」としていると紹介。
これらの施設がことごとくつぶされると追及しました。

都市整備局の小野幹雄都市づくり政策部長は「利用できなくなる方には不便をかけるが、新しい外苑地区に生まれ変わることにご理解を」と答えました。

和泉都議は、実際には大部分が歩行者用通路にすぎない「緑地等」をつくることと引き換えに、大手デベロッパーが超高層ビルを建設できるようにしていることを告発。
「住民から厳しい批判が上がっている再開発を、このまま進めることは許されない」と述べました。

(2020年3月26日付「しんぶん赤旗」より)