「もっと認可保育園を」1500人以上が落選/練馬区で相談会

「とにかく安心できるところに入れてくれと思っています」
「一つでも多く認可保育園をつくってほしい」

練馬区保育問題協議会は24日、保育園に入園できなかった子どもたちの保護者を対象に、今後の対策や相談を行う相談会を同区で開催しました。

同区の保育園4月入園申請の1次内定の結果が15日に通知されました。認可保育園と小規模保育など地域型を含めた合計4,316人の募集に対し、5,683人の応募がありました。
その内、0~3歳の不承諾(落選)数は合計1,575人でした。

相談にのった協議会の人は、認可保育園入園を最終的な目標に支援しているとして、「一部の小規模保育や認証保育園では、食事を全部持参する必要があるところや、子どもにテレビを見せているだけの保育があるなど、保育の質が不安定な場合がある」と語りました。

のむら説

のむら説 練馬区議

11カ月の娘を連れて参加した男性(46)=練馬区=は「一つでも多くの認可保育園をつくってほしい。全員が保育士資格を持っているから安心できる」、6カ月の娘を連れた女性(34)=練馬区=は、「0歳から5歳まで入れる認可保育園が安心だし、理想。途中で退園・転園することは子どもにとってもしんどいと思う」と話しました。

日本共産党の のむら説区議が参加しました。

(2019年2月25日付「しんぶん赤旗」より)