総がかり行動実行委員会は23日、衆院第2議員会館で記者会見を開きました。
11月3日午後1時半から国会周辺で「止めよう!改憲発議~この憲法で未来をつくる11・3国会前大行動」を取り組むと発表し、「3万人の参加を目標に取り組みたい」と語りました。会見には3氏が参加。共同代表の福山真劫さん(戦争をさせない1000人委員会)は、沖縄県知事選挙の結果を見ても「安倍政権の政策は、至るところで行き詰まりを見せています」と指摘。
その上で、臨時国会から来年の参院選へ向けた行動についても語り、「安倍政権の退陣をめざして、私たちはたたかう野党を支援し、多くの市民と連帯して全力で取り組みます」と語りました。
共同代表の高田健さん(憲法9条を壊すな!実行委員会)は、安倍首相が自衛隊観閲式で改憲の意欲を述べたことに触れ、「憲法99条違反です。立憲主義を理解していない首相のもとで、与党に憲法審査会を動かす資格はありません」と強調しました。
今後の行動については、
▽毎月19日の国会議員会館前行動など、安倍政権と対決する取り組みをする
▽安倍9条改憲に反対する「3000万署名」を達成するまで継続する
▽沖縄・米軍基地建設をめぐる運動を全国で強化する
▽「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)に結集し、野党共闘の形成に協力する
などを挙げています。
「止めよう! 改憲発議~この憲法で未来をつくる11.3国会前大行動」が11月3日(土)午後1時半から3時半まで、国会議事堂周辺で行われます。
大行動は「ウソだらけの安倍政治を変えよう」「辺野古新基地建設を止めよう」 の2つをスローガンに、民主主義の危機に対して声をあげようと呼びかけています。
国会正門前にステージを設けるほか、北庭、南庭、公園内、並木通り、国会図書館前で行動に参加することができます。
午後1時半にオープニング。2時から開会あいさつ、野党各党代表のあいさつ、各分野からの発言、行動提起などがあります。
主催は「安倍9条改憲NO! 全国市民 アクション」と「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」です。
(2018年10月24日付「しんぶん赤旗」より)