【新宿区長選】のざわ哲夫氏「多様性持つ新宿区に」/日本共産党、自由党が推薦

この記事は約2分で読めます。

東京都新宿区長選(11月4日告示・11日投開票)で12日、会社経営の のざわ哲夫氏(52)=無所属新=が区内で記者会見し、立候補の意向を表明しました。

 

記者会見で決意を述べる、のざわ区長候補(左)。右は日本共産党の沢田区議団長=12日、東京都新宿区

日本共産党、自由党が推薦を決めています。

のざわ氏は、
・現区政が区立公園のデモ使用を規制し、高すぎる国民健康保険料をさらに値上げしている
・安倍政権で株価と地価は上がったが、区民の多数は所得が低く、安心して暮らせない状況
と告発。区政の流れを切り替え、

①自由で多様性を守る街
②暮らしやすい街
③平和を発信する街

をつくると表明し、「自由で多様性を持った街区民が安心して暮らせる、平和な新宿をつくりたい」と決意を語りました。

区長選には現職の吉住健一氏(46)=自民党推薦=も立候補の意向を表明しています。

多様性持つ新宿区に~のざわ氏「共同の力で」

のざわ氏は、9月の沖縄県知事選で「オール沖縄」の玉城デニー知事が自公政権の候補に圧勝したことを紹介し、「新宿区でも区民と野党が共同すれば区長を変えられるし、区長が変われば区民の生活も変わる」と強調しました。

その上で、

▽高齢者の個人情報の警察に対する提供中止
▽区立公園のデモ使用規制の撤廃
▽漱石山房記念館の文化財紛失事故の真相究明と再発防止

を強調。

①小中学校の全体育館にエアコンを設置
②認可保育園の増設や学校給食の無償化など子育て支援
③介護保険の負担軽減や特別養護老人ホーム増設
④コミュニティーバスの運行
⑤他区に比べ高いスポーツ施設利用料の軽減
⑥公契約条例と中小企業支援
⑦高過ぎる国民健康保険料の軽減
⑧へイトスピーチ規制条例の制定

などの公約を 示しました。

日本共産党の沢田あゆみ区議団長が同席し、党として推薦を決めたことを紹介しました。

のざわ氏の略歴

icon-arrow-circle-right1966年生まれ。
icon-arrow-circle-right東京大学卒業
icon-arrow-circle-right証券会社勤大学非常勤講師を経て、現在、自由党東京都連事務局長、東京都第2区総支部長

(2018年10月13日付「しんぶん赤旗」より)