【品川区議補選】定数2で奥野晋治氏当選/過去最高の得票率

9月30日に投開票された品川区議補選(定数2、立候補5人)で、日本共産党の奥野晋治氏(62)=新=は2万5354票、得票率では過去最高25.45%を獲得し、2位で当選しました。

街頭で選挙戦の結果を報告する奥野新区議=1日、東京都品川区(「しんぶん赤旗」提供)
奥野氏は1日、区内で演説し、区議補選での支援に感謝を表明。

羽田空港の低空飛行計画撤回や、認可保育園特別養護老人ホーム増設をはじめ福祉の充実など、選挙で掲げた公約の実現へ、「8人になった党区議団の一員として全力で頑張る」と表明しました。

奥野氏の得票数は、前回区議選(2015年)の党候補7人の得票数2万0834票(得票率18·26%)を21.70%上回りました。

また、昨年総選挙比例代表の得票1万7166票(9.79%)、2016年参院選比例代表の得票1万8795票(10.49%)のそれぞれ47.70%増、34.90%増でした。

党品川地区委員会は1日、選挙戦の結果を受けて声明を発表しました。

区議補選について、自公に対して市民と野党の共闘が対決し、「その中心に共産党が存在感を持って立つ新しい構図の中で他党支持者や無党派層から幅広く支持や期待が寄せられた」として、公約実現に奮闘する決意を表明しました。

(2018年10月2日付「しんぶん赤旗」より)