【宗教人と日本共産党との懇談会】”宗教者は共同のパートナー” 豊かな連帯の輪広がる/小池晃書記局長、吉良よし子参院議員が出席

全国と東京の「宗教人・日本共産党を支持する会」が29日、「宗教人と日本共産党との懇談会」を東京都内で開き、70人が参加しました。

宗派を超えた宗教人が参加した日本共産党との懇談会=29日、東京都台東区(「しんぶん赤旗」提供)
宗教人の日本共産党への熱い思い、小池晃書記局長、吉良よし子参院議員の共同の呼びかけが響き合い、豊かな連帯の輪が広がりました。

宗派を超えて3人の宗教人が発言。

西武柳沢キリスト教会牧師の星出卓也さんは、天皇の代替わり儀式についての日本共産党の政府への申し入れに触れ、「日本共産党だけが『政教分離原則を守れ』と主張したことは心強い。信教の自由、平和のための労苦を皆さんと共にしたい」と述べました。

天理教布教所長の藤原さよ子さんは、信仰を守り、日本共産党員として生きて3月に亡くなった夫の人生を振り返り、声を詰まらせながら「私も残る人生を日本共産党員としてまっとうしたい」と述べて、大きな拍手を受けました。

真言宗智山派僧侶の小嶋弘遵さんは、南北・米朝の首脳会談を歓迎する宗教界の声をあげ、「仏教伝来の道・北東アジアを平和の地にするのが日本の仏教徒の使命です」と述べました。

吉良議員は「信教の自由・平和を守るため先頭に立っている宗教者の皆さんの姿は心強い」と、身近なエピソードを交えて述べました。

小池書記局長は「平和を希求し、人間の平等と人権の尊重を目指すという点で、宗教と日本共産党の目的は同じです。政治を変えるために多数者とともに進む道で、宗教者の皆さんはもっとも大事なパートナーのひとつです」と述べ、率直な意見交換を呼びかけました。

「不殺生・慈悲の心でお釈迦様と日本共産党は同じ。本当の姿をもっと知らせてほしい」(東京の女性)
「苦しんでいる若者の悩みにこたえる取り組みを」(カトリック系短大元教員の男性)
「宗教についての考え方がわかる見解を」(神職の男性)

などの声が次々出されました。

小池書記局長は疑問に丁寧に答えながら「宗教人の皆さんとの真の対話を全国で広げていきたいと思います」と述べました。

「全国の会」はこれに先立ち、同会場で第21回総会を開き、土井洋彦・日本共産党宗教委員会責任者があいさつしました。

(2018年8月29日付「しんぶん赤旗」より)