衆院東京12区 池内さおり氏擁立

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池内さおり・前衆議院議員

池内さおり・前衆議院議員

日本共産党東京都委員会は24日、衆院東京12区(北区全域、豊島、板橋、足立各区の一部)候補に池内さおり氏(35)を擁立することを発表しました。

池内氏は会見で「必ず小選挙区で勝ちあがる決意です」と述べました。

池内さおり氏の略歴

松山市生まれ。中央大学卒業。民青同盟東京都委員会副委員長。
2014年総選挙で東京12区から立候補(比例重複)、比例で当選(1期)。
2017年総選挙で同選挙区で惜敗。現在、党准中央委員、都常任委員。

必ず小選挙区で勝ちあがる

「必ず小選挙区で勝ちあがる決意を日に日に強くしている」

小選挙区で勝利する決意を語る池内氏=24日、東京都庁

衆院東京12区候補として発表された日本共産党の池内さおり前衆院議員は24日、東京都庁で記者会見し、「安倍政権を終わらせ、私たちの手に政治を取り戻す」決意を表明しました。

池内氏は、安倍政権のもとで森友・加計疑惑、公文書改ざん、自衛隊の日報隠しなどの問題に触れ、「真実が国民に知らされない中で(昨年の総選挙が)たたかわれたということで、私は承服しかねる」と強調。

福田淳一財務事務次官のセクハラを政権ぐるみで擁護していることについて「事実に向き合おうとしない政府の姿勢がどれだけ痛みを広げているか。この問題に誠実に向き合う姿勢を取り戻して初めてこの国の民主主義がスタート地点に立てるのではないか」と述べました。

その上で池内氏は、「必ず国会に戻って、女性や子どもの人権の問題をもっと国会の中心課題に押し上げなくてはいけない」と力を込めました。

田辺良彦・党東京都委員会書記長は「池内さんはLGBT(性的少数者)やヘイトスピーチの問題など届きにくい声をまっすぐ国会へ届け、個性豊かな活動を展開してきた。党と都民にとってなくてはならない議席だ」とし、野党共闘を発展させて自公を打ち破るために総力をあげると語りました。

会見には、曽根はじめ党都議団長も同席しました。

(2018年4月25日付「しんぶん赤旗」より)