東京都日野市が進めている公園整備工事で、予定地から大量の廃材や廃タイヤ、庭石などが見つかり、土壌が軽油によって汚染されている場所もあることがわかりました。

ところが市は原因者責任を一切明らかにしないまま、整備費用を1億3000万円も増額しようとしています。

記者会見する党日野市議団=15日、東京都日野市
記者会見する党日野市議団=15日、東京都日野市
日本共産党市議団(大高哲史団長、3人)は15日、記者会見でこの疑惑を告発し、「市が汚染原因や責任も究明せず、18日の臨時市議会で契約変更議案を提出することは許されない。市の管理責任も問われる」と批判。徹底した調査・究明を行うよう求めました。

問題の用地は、同市万願寺2丁目で公園整備を行っているもの。市は1990年代後半以降にこれら用地を取得後、長期間にわたって廃材置き場などとして利用していました。

ところが、市が公園整備工事を進める中で、用地の地中から廃タイヤや庭石、軽油による土壌汚染などが見つかりましたが、市は昨年12月市議会で「原因者を特定することは困難」として究明しないまま、土壌汚染対策などの補正予算案を提出。共産党市議団以外の会派の賛成で可決していました。

市はさらに、この対策工事を進める上で必要な工事契約の変更を行うため、18日に臨時市議会を招集し、公園整備費を1億3000万円増額する契約変更議案を提出予定です。

会見には大高、清水とし子、ちかざわ美樹各市議、中野あきと、岡田じゅん子市議候補が出席。

大高市議は「土地利用の履歴や廃材が埋まった経緯、土壌汚染の原因者について、市がまともに調査もしないまま、工事費を上乗せすることは許されない」と批判し、市が調査を行うよう求めました。

市はこの用地で、隣接地に建設を進めている大型ごみ焼却施設への搬入路の建設も進めています。

(1月17日付「しんぶん赤旗」より)