比例候補訴えに反響「真の野党統一候補だ」東京20区宮本氏に他党市議も激励

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事務所前で支援者に囲まれる宮本徹候補=4日、東京都東村山市

事務所前で支援者に囲まれる宮本徹候補=4日、東京都東村山市

 総選挙(10日告示、22日投票)で、日本共産党の比例での大躍進を勝ち取り、市民と野党の共闘を進め、安倍政権を退場させようと、北関東、南関東、東京の各比例候補は連日、各地を駆け巡り、党への支援を訴えています。有権者からは「今度は共産党」との期待の声が寄せられ、他党の地方議員も応援に駆け付けました。

 「憲法守る野党の統一候補として、安倍政権に退場の審判を下し、改憲勢力に3分の2の議席を絶対与えないために政党支持の違いを超えて、ご支援ください」-。宮本徹衆院東京比例・東京20区候補は4日、辰巳孝太郎参院議員の応援を受け、東村山市内の久米川駅前など10カ所で宣伝し、事務所開きを昼夜2回、行いました。

 宮本氏の声を聞いて共同住宅の階下に降りて聞く人や自転車で通りかかって足を止める人も。上階から手を振り「頑張って」と声援を送る人など多くの期待が寄せられました。

 昼は無所属の朝木直子東村山市議が中心となって行っている高齢者の食事会に参加。一緒に食事した60代女性は「森友・加計疑惑をうやむやにしないでほしい。共産党はブレないところがいい」と話します。

 事務所開きには、のべ約270人が参加。他党や無所属の市議も駆けつけました。元民主党20区総支部長で無所属の中野しのぶ東大和市議は「真の野党統一候補としてがんばれる」と述べ、桜木喜生東久留米市議は「憲法9条を守る先頭に立つ宮本さんにがんばってほしい」とあいさつしました。

 清瀬市からきた大学生の女性は「今回の選挙、憲法9条の問題でわかりやすく割れています。政治がわからないと思っている人も、憲法守るために選挙に行ってほしい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2017年10月6日付より)