「国民多数の受け皿に」

「国民連合政府を」各界と懇談

東京・小平市長と山添参院選挙区候補

国民連合政府提案について懇談する(こちら向き左から)小林市長、山添、今村の各氏=27日、東京都小平市(「しんぶん赤旗」提供)
国民連合政府提案について懇談する(こちら
向き左から)小林市長、山添、今村の各氏
=27日、東京都小平市(「しんぶん赤旗」提供)

日本共産党東京都委員会の今村順一郎副委員長と山添拓参院東京選挙区候補は27日、小平市の小林正則市長を訪ね、戦争法廃止の国民連合政府の提案について懇談しました。小林市長は、国民多数が戦争法に反対しているとして「国民連合政府がそのちゃんとした受け皿にならないといけない」と期待を寄せました。
懇談で、小林市長は「国民連合政府の具体的な絵を国民に示すことが大事だと思う。外交やエネルギー問題を含めさまざまな政策を肉付けして、国民の評価にたえられる政府像を示せるかどうかだ」との見解を示しました。
今村氏は、国民連合政府が「戦争法廃止」で一致する政党・団体・個人でつくる暫定的な性格を持つ政府だと説明したうえで、「野党でしっかりとした合意をつくり、国民が『これなら』と思えるかたちをつくれれば、1+1は3にも4にもなり、雪崩を打って国民の支持を集められる」と述べました。
山添氏は「国民連合政府の目的は、立憲主義を取り戻し、憲法にもとづく政治を行うことです。そこから、他の分野での政策の一致点も広げていけると考えています」と話しました。
懇談には、清水ひで子都議、細谷正、佐藤充、木村真弓の3人の党小平市議、党北多摩東部地区委員会の鈴木文夫委員長も同席しました。

(「しんぶん赤旗」2015年10月28日付より)