新成人希望の社会へともに
民青が新成人と対話

成人式会場前で新成人と対話する民青同盟員=12日、渋谷区
成人式会場前で新成人と対話する民青同盟員
=12日、渋谷区

日本民主青年同盟(民青)は成人の日の12日、全国各地の成人式会場で、新成人へのアンケートや対話を行いました。東京では渋谷区の「新成人を祝う会」が開かれた渋谷公会堂前で、田中悠委員長らがアンケートを実施。晴れ着に身を包んだ若者たちが、友人を誘い合いながらつぎつぎと対話に応じました。

アンケートは、「社会や政治に望むこと」や「社会を変えるためにやってみたいこと」の質問のほか、「日本共産党についてどう思いますか」「消費税10%増税についてどう思いますか」などの11項目です。

商学部で学ぶ女子大生(20)は、「自衛隊に入っている友達は、集団的自衛権行使容認の『閣議決定』は怖いと言っているし、心配です。これに反対している共産党は応援したいです」と話しました。

「ブラック企業やブラックバイトをなくしてほしい」という男性(19)は、「こんなものをほっておいたら安心して働けない。ブラック企業を追求する共産党は応援したいです」と話しました。

原発の再稼働に「反対」なのは教員を目指している女子大生(20)です。「東北や福島の友達は『原発事故が起こってすごく大変』と言っています。日本は世界唯一の被爆国だし、原発はやめるべきです」と力を込めました。

「消費税が8%に上げられたけど、国民のために使われたという感覚は全くありません」というのは文学部に通う女子大生(19)です。「消費税増税はいらないです」と声を強めました。

(「しんぶん赤旗」2015年1月13日付より)