未婚の一人親への寡婦控除「みなし適用」 港区が実施へ

日本共産党区議団が要求

東京都港区の武井雅昭区長はこのほど、区議会本会議で寡婦(夫)控除の未婚の一人親への「みなし適用」を来年4月実施にむけ準備すると答弁しました。日本共産党港区議団(熊田ちづ子団長)の代表質問や自民党議員団の代表質問に答えたものです。

同じ一人親でありながら、未婚の一人親の場合、寡婦(夫)控除がないために保育料や住宅使用料などが高くなります。

共産党区議団は機会あるごとに「みなし適用」の早期実施を求めてきました。6月の第2回定例会では自民党も代表質問で取り上げるなど、区議会内でも実施を求める声が広がってきたことが、実施の決断をさせることになりました。

(「しんぶん赤旗」2014年9月26日付より)