酒井さん勝利で金権政治ノーを─衆院東京15区補選あす投票

共闘で政治変えよう ─ 江東市民連合「総決起を」

訴える酒井なつみ候補(中央)と(左から)小池晃(1人おいて)宇都宮健児、野田佳彦の各氏=26日、東京都江東区

 「市民と政治をつなぐ江東市民連合」は26日、市民と野党の共同候補の酒井なつみ氏(立憲民主党公認)と自民・公明・都民ファースト支援候補、維新候補との大激戦で最終盤を迎えた衆院15区補選で、自民党政治を変えるため、総決起を呼びかける共同代表3氏のアピールを発表しました。

 アピールは、自公都ファ陣営や維新陣営が酒井氏と野党共闘へ「安保・自衛隊政策が違う」などと攻撃を強め、浮上しようと必死になっていると指摘。「憲法も国民生活も無視する軍拡は許さない」という共通政策を実行するのが「市民と野党の共闘」だとして、「共闘に対する非難は、区民の金権政治一掃の願いを攻撃することに他ならない」と強調しました。

 自民党の裏金問題に対する国民の怒りが頂点に達し、維新が関西万博の浪費や、カジノ誘致でギャンブル依存症を増やす政治を進める中、「江東区から三たび、賄賂や買収の政治家を出してはならない」「酒井さんに子育て・医療・福祉の実績とキャリアを国会で生かしてほしい」との期待が広がっているとして、野党共闘と酒井氏への支持を広げつくそうと訴えています。

(「しんぶん赤旗」2024年4月27日付より)