岸田改憲阻止の大運動を

九条の会 来月5日に大集会

記者会見する(左から)宮前節子、小森陽一、小沢隆一の各氏=21日、参院議員会館(しんぶん赤旗提供)

「九条の会」事務局は21日、国会内で記者会見し、岸田文雄首相がこれまで主張してきた自らの自民党総裁任期中の改憲実現に向けた動きを強めているとして、10月5日に「九条の会大集会―大軍拡反対! 憲法改悪を止めよう」を開催すると発表しました。

小森陽一事務局長(東京大学名誉教授)は、昨年の安保3文書の改定以降、岸田政権が予算措置を含めて「戦争する国」への歩みを進めていると強調。敵基地攻撃能力の保有を進め、5年間で43兆円の大軍拡によりトマホークミサイルを500発購入するなど、「非常に許しがたい危険な大軍拡を進めようとしている」と批判し、大集会を開催して岸田改憲・軍拡を阻止する世論を喚起し、岸田政権を打倒する大運動をつくっていきたいと表明しました。

小沢隆一事務局員(東京慈恵会医科大学教授・憲法学)は、衆参両院の憲法審査会で、自公両党と日本維新の会、国民民主党などが緊急事態条項についての議論のすり合わせを進めており、「明文改憲に導く動きとして非常に重要視している」と発言。有事を想定した同条項を憲法に持ち込めば「今の日本国憲法の体制を大きく変えてしまう」と強調し、緊急事態条項の創設は憲法9条を変えることとワンセットだと主張しました。

女性「九条の会」世話人の宮前節子大集会実行委員は、大集会に向け、学習会などを通じて憲法9条の素晴らしさを知らせる活動を行っていると紹介しました。

大集会は、10月5日午後7時から「なかのZERO大ホール」(中野駅南口徒歩10分)で開かれます。

(「しんぶん赤旗」9月22日付より)