通常国会が開会し、岸田文雄首相が施政方針演説を行いました。年頭の施政方針演説は、政権がその年に重視する基本方針を国民に明らかにするものです。岸田首相は演説の最初で、日本は「歴史の分岐点」にあると強調し、重要な政策課題の冒頭に「防衛力の抜本的強化」を挙げました。施政方針の中で軍事力強化をここまで前面に立てた政権は極めて異例です。一方で物価高騰対策や賃上げなどでは国民の生活苦を打開する有効な方針は具体的に示しません。「軍事栄えて民滅ぶ」という危険な政治を許してはなりません。