入国10万人 感染防げるか

質問する、そねはじめ都議=2日、都議会本会議(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党の、そねはじめ東京都議(北区)は2日の都議会代表質問で、緊急事態宣言が再延長され、新型コロナウイルスの感染を抑止できていない中、今夏の東京五輪を中止し、コロナ対策に集中するよう小池百合子知事に迫りました。

そね氏は、変異株が広がりワクチン接種は遅れている下で、小池知事が所信表明で国内観客を入れる形で五輪を開催する方針を表明したことについて、「世界から10万人もの選手、大会関係者が集まる五輪を7月末に本当にできると思っているのか」と追及しました。

世論の6~8割が五輪の延期・中止を求め、大会スポンサーの朝日新聞も五輪中止の「社説」を掲載したと強調。公衆衛生の専門家も「五輪のコロナ対策は万全と言えず、開催できる状況にない」と声を上げていることを示し、「五輪による感染拡大はないと断言できるのか」とただしました。

そね氏は、都内の幼稚園から高校まで子ども90万人を動員する五輪観戦は「やめるべきだ」「感染防止のため東京に来るなと言いながら、五輪のためには正反対のことをしている」と批判。コロナから都民の命を守る責任と権限は知事にあるとし、五輪中止の決断を求めました。

小池知事は「安全安心な大会に向け着実に準備を進める」と、あくまで五輪開催に固執する姿勢を示しました。

(2021年6月3日付「しんぶん赤旗」より)