「都議選駆ける」低空飛行は生活犠牲に/港区(定数2)野口ひろきさん(47)新

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「都心低空飛行ルートは都民の命、暮らしを犠牲にするもので許せません。飛行をストップさせ、撤回に追い込みましょう」。野口ひろき予定候補は街頭で力強く訴えます。

港区は、都心上空を飛行機が低空飛行する羽田空港新ルートの直下に当たります。ルートの近くには小学校や大学などの施設があり、住民からは「コロナ禍で在宅ワークなのに騒音がひどくて体調が悪化した」「小学校や中学、大学が近くにあるので落下物が不安」との声が上がっています。

港区民もお世話になっている渋谷区の都立広尾病院の地方独立行政法人化問題も大きな争点です。

「都立病院はコロナから都民の命を守る大切な病院です。独法化で行政の責任をなくし、不採算医療を減らすのではなく、さらなる拡充を」と訴えています。

コロナ禍で街の経営者からは切実な声が出ています。屋形船を営んでいる男性は「危ないというイメージが広がり、売り上げが落ち込んでいる。船を維持していくだけでも高額な費用がかかる。支援制度を維持してほしい」と語りました。

港区は定数2に野口氏と、都民ファースト、自民党の現職、元民主党都議の有力4人が立候補を予定しています。

党地区委員、都政くらし・福祉の相談室長。

(2021年4月14日付「しんぶん赤旗」より)