【都知事選】宇都宮けんじ知事で都政転換を/弁護士がメッセージ

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プラスターを掲げる「希望のまち東京をつくる弁護士の会」の人たち

プラスターを掲げる「希望のまち東京をつくる弁護士の会」の人たち=2日、東京・霞ヶ関の東京地裁前(「しんぶん赤旗」提供)

東京都知事選で「希望のまち東京をつくる弁護士の会」(共同代表・黒岩哲彦、白神優理子両弁護士)の呼びかけで、宇都宮けんじ都知事候補(日弁連元会長)への支援が広がっています。

黒岩共同代表は「会結成から短期間に、宇都宮さんと一緒に事件をたたかった方をはじめ全国の弁護士が支援を表明してくれました。投票日までわずかな期間ですが、宇都宮さんを知事に押し上げるため一生懸命頑張ります」と話しています。

呼びかけに賛同した弁護士は220人になりました。弁護士のメッセージの一部を紹介します。

岡田尚弁護士

長い間、オウムとのたたかいをともにしてきた。(オウム真理教に殺害された坂本堤弁護士一家の)年1回の墓参りも、多忙極まりない日弁連会長時代も必ず参加してくれていた。政策も行動力も抜群だが、その優しさと思いやりが好きだ。3度目の正直、今度こそ当選させたい。

平山知子弁護士

引きこもりの悪質「引き出し業者」糾弾の事案で、弁護団長を務めていただいています。人権侵害された人たちのため、誠実に徹底的に力を尽くす姿には、本当に心を打たれます。今度こそ都知事となって、都民のため、都政の革新のため、お力を発揮していただきたい。

田所良平弁護士

生活保護を打ち切られた男性が自殺に追い込まれた事件では、宇都宮先生が調査団代表となって、真相究明と再発防止を求める活動をしました。生活保護基準の違法な引き下げの取り消しを求める裁判でも、弁護団長として奮闘されています。私も全力で応援致します。

青龍美和子弁護士

私は、宇都宮さんが日弁連会長だった時に司法修習生でした。当事者目線で権利を実現していく奮闘する姿に感動しました。若者らに手厚い保障をしているソウル市を何度も見に行った経験を、ぜひ生かしてほしいです。

◆打越さく良弁護士(立憲民主党参院議員)

命と暮らしを守り抜く都政のために、宇都宮けんじさんを応援します。

大脇雅子弁護士(元社会党参院議員)

今、都政に必要なのは都民の命とくらしを守るために、政府の顔色をうかがう人ではなく、無私に徹して生命を張れる知事です。弱い人の痛みを自分の痛みとして弁護士活動をしてきた宇都宮けんじ候補を応援します。

山添拓弁護士(日本共産党参院議員)

私が弁護士になった当時の日弁連会長が宇都宮けんじさん。弁護士は基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とするという弁護士法1条を、繰り返し語られたのが印象的です。その使命を文字通り全うし、常に最も困難な立場にある人に寄り添ってきた宇都宮さん。そういう方にこそ、都政を変えてほしい。

(2020年7月3日付「しんぶん赤旗」より)