市民アクション 改憲発議に反対/新署名 新年から開始

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安倍首相らがねらう9条改憲発議を阻止しようと、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」は、来年1月1日から新しい請願署名「安倍9条改憲NO!改憲発議に反対する全国緊急署名」を開始することを決め、全国に呼びかけました。

「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が来年1月1日からとりくむ9条改憲発議に反対する新しい署名用紙

年内は、現在の「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」(3000万人署名)のとりくみに全力をあげ、来年の通常国会に提出する計画です。

新しい署名は内閣総理大臣、衆参両院議長あてで、

▽安倍首相らがすすめる憲法9条などの改憲発議に反対します
▽憲法を生かし、平和・人権・民主主義、生活の向上が実現する社会を求めます

の2つを求めています。「安倍改憲が実現すれば、日本は米国とともに世界各地での戦争や紛争に介入・参加していくことになる」と批判しています。

市民アクション運営委員会による「ご協力のお願い」は、「安倍首相のもとでの改憲には反対の一致点をさらに強く、大きくし、世論を広げ、改憲発議ができない状況を作りだすために、もう一度知恵と力を寄せ合おう」と呼びかけています。

市民アクション実行委員会には「総がかり行動実行委員会」に参加する「戦争をさせない1000人委員会」「憲法9条を壊すな!実行委員会」「戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター(憲法共同センター)」の3団体に加えて、「九条の会」などが参加しています。

憲法共同センターは、1月9日の「9の日宣伝」を新署名のスタート行動とします。

(2019年12月19日付「しんぶん赤旗」より)