山添拓議員
質問する山添拓議員=3日、参院法務委(「しんぶん赤旗」提供)

「桜を見る会」の招待者名簿の廃棄をめぐって、大塚幸寛内閣府大臣官房長は3日の参院法務委員会で、日本共産党の宮本徹衆院議員が資料要求した時点で電子データ復元は可能だったと明らかにしました。日本共産党の山添拓議員への答弁。

政府は、サーバーに保存されていた招待者名簿の電子データのバックアップ期間は最大8週間としています。

山添議員は、政府が宮本氏の資料要求があった5月9日ごろに電子データを削除したと説明していたが、少なくともそこから8週間程度は復元できたはずだと指摘。
資料要求後も宮本議員が国会で説明を求めていたのに、内閣府は何も説明せず、いたずらにバックアップ期間を経過させたとして、「意図的な隠ぺいといわざるをえない」とただしました。

大塚官房長は「バックアップの保管期間内であれば復元は可能だった」と認めつつ、「あらかじめ定められたルールと手続きに従って削除した」と繰り返しました。

山添議員は、2007年の犯罪対策閣僚会議の指針では、企業に、反社会的勢力による被害防止のため、本人同意なく反社勢力の個人情報の第三者への提供も可能としていると指摘。
「今年の『桜を見る会』に反社勢力が含まれていたのかどうかについて警察に情報提供していたのか」とただしました。

大塚官房長は「名簿を警察に渡すことはしていない」と答弁。山添氏は「警察に情報提供しないばかりか、名簿を廃棄して確認できないなど、あるまじきことだ」と批判しました。

(2019年12月4日付「しんぶん赤旗」より)