東京都議会第3回定例会が3日、開会しました。18日まで。

小池百合子知事は所信表明で羽田空港の「機能強化」として来年3月末以降、都心部上空の低空飛行ルートを運用開始する計画について、「実現に向け積極的に協力する」と述べました。

羽田空港の新ルート計画は、品川区など沿線各地の住民から「騒音や落下物の危険、大気汚染が持ち込まれる」と反対運動が広がっています。

国土交通省は騒音対策として、着陸する飛行機の降下角を引き上げるとしましたが、専門家からは「危険だ」と指摘する声が上がっています。

小池知事は羽田空港の「機能強化」が「東京・日本の国際競争力向上や、東京2020大会(オリンピック・パラリンピック)の円滑な実施に欠かせない」と強調。
着陸高度の引き上げなどを「より踏み込んだ対策」と述べました。

暮らし・福祉については、就労支援や、鉄道施設などのバリアフリー化を進めるとしたものの、ほとんど具体的には触れませんでした。

知事はまた、都水道局の浄水場管理をめぐる談合事件で公正取引委員会から改善措置を命じられた問題について、「知事として深くおわびを申し上げる」と表明。
「全庁を挙げて再発防止に万全を期し、都民の信頼回復に努める」と語りました。

(2019年9月4日付「しんぶん赤旗」より)