偏見すて、共産党応援 衆院選 多彩な活動出し合う

勝手連&サポーターズ経験交流会

10月の衆院選をたたかった都内各地の勝手連・サポーターズが一同に会し、経験交流会(11月24日)を行いました。グッズづくりやインターネットでの宣伝、街頭トークなど多彩な活動が報告され、問題点や意見も率直に出されるなど、熱気にあふれました。

都議選以来、3回目の交流会。主催した共産党都委員会の今村順一郎副委員長が、衆院選での応援にお礼を述べ、「率直に交流し、今後に生かし、さらに活動を発展させたい」とあいさつ。和やかな雰囲気のなか、ほとんどの参加者が発言しました。

共産党候補の原純子さんを共同候補としてたたかった9区の「原純子サポーターズ」。メンバーたちが、グッズをつくって選挙事務所を飾るなど入りやすい事務所にしたり、SNSなどインターネットで発信する1分動画づくり、街頭トークイベントなど創意、工夫をこらした活動を紹介しました。

メンバーの一人、高阪由紀江さんは、共産党や市民連合、サポーターズが“三位一体”となって活動できたと報告。その活動を通じて、サポーターズが共産党後援会やその発展形態ではなく、選挙の都度、候補者と公約に注目、期待し、応援したいと力を合わせる活動だと改めて感じたと発言しました。

3区の香西かつ介サポーターの原幸二さん(仮名)は偏見をすて、共産党のジャイアン、香西さんの勝手連を投票日三日前につくった体験を述べ、会場をわかせました。

香西さんも発言し、なぜ「共産党のジャイアン」と名付けたかを紹介。それがきっかけになって「共産党を知ってくれた人たちがたくさんいた」と話しました。

「藤田りょうこ勝手連」のロイさんは、共産党比例候補の公告(バナー)づくりに取り組んだ経験などを発言しました。
キャッチコピーを考え恵比寿などでロケをして写真撮影し、見た人が1万人を超えたバナーもあったと紹介。ひきつけるバナー広告の大切さを訴えました。

12区の「さおり推し隊」(池内さおり勝手連)の藤原麻子さんたちは、インターネットでのさまざまな発信や通販によるグッズ販売、連日の街頭宣伝などに取り組んだ活動を報告。「市民連合や共産党、勝手連をどうつなぐか難しかった。意見をいう場がなかった」などと率直に述べました。

他のメンバーからも、共感を得る表現の仕方や「他者感覚」の大事さを指摘する意見も出されました。

最後に共産党都委員会の志摩和寿さんが「発言は参考になるものばかり。ご意見は正面から受け止め、再来年の統一地方選挙、参院選に生かしたい」と結びました。比例候補としてたたかった谷川智行、原純子両氏もあいさつしました。
 

勝手連&サポーターズたちと写真におさまる4人の元候補者たち(敬称略)
勝手連&サポーターズたちと写真におさまる4人の元候補者たち(敬称略)

東京民報