離島住民の航空運賃 来月から順次値下げ/党都議団も昨年要請

4月に施行された国境離島特別措置法にもとづき、東京都内の離島住民が利用する2路線の航空運賃が8月から値下げされることになりました。

同法は条件の厳しい外海離島への振興策を主眼としたもので、都内では三宅島(三宅村)、御蔵島(御蔵島村)、八丈島(八丈町)、青ヶ島(青ヶ島村)の4島が指定されています。

調布飛行場~三宅島空港間の運賃(対象は三宅村、御蔵島村の住民)を8月1日搭乗分から、おとな片道1万7200円を1万400円に、羽田空港~八丈島空港の運賃(対象は八丈町、青ヶ島村の住民)を9月1日搭乗分からおとな片道2万2100円を1万3500円に、それぞれ値下げします。

日本共産党都議団は昨年12月、都に対して行った2017年度予算要望で、同法で指定された4島へのさらなる支援を強化するよう求めていました。

(「しんぶん赤旗」2017年7月20日付より)