羽田事故 具体的再発防止求めよ 

2024年1月13日 ,

❚ 大田区長に党区議団申し入れ

日本共産党東京都大田区議団は9日、羽田空港で2日に起きた日本航空機と海上保安庁機との衝突事故で、原因の多角的な徹底究明と公表、具体的な再発防止策を国に求めるよう、鈴木晶雅区長宛てに申し入れました。

申し入れでは、航空便増便と羽田空港新飛行ルート開始に対し、党区議団が航空事故や落下物、航空関係労働者の労働密度増加の問題があるとして撤回を求めてきたと強調。

区議会では、羽田空港でのゴーアラウンド(着陸やり直し)の発生理由について「先行到着機の滑走路離脱遅れ」「他の航空機との間隔設定」などがあげられ、党区議団が「ゴーアラウンドは羽田空港の過密化に原因がある」と指摘してきたことを示し、羽田空港の運用を従来の「海側から着陸し、海側に離陸」に戻し増便を見直すよう求めてきたとしました。

そのうえで、大事故を再び起こさないため▽多角的な原因の究明を行い区民に公表する▽事故の再発防止と安全対策をより具体的に示す▽羽田空港の機能強化・増便、新ルートを見直すーことを国に求めるよう要請しました。

玉川一二副区長が応対しました。

(しんぶん赤旗2024年1月13日付より)