こども条例を可決/都議会

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権利条約ふまえ修正

東京都議会は26日、子どもの権利条約の精神にのっとることなどを全会派共同の修正で補強した「こども基本条例」を、全会一致で可決しました。

日本共産党が提出した、
▽聞こえのバリアフリーを推進する高齢者の補聴器購入費補助条例案
▽都青少年問題協議会に青少年委員の参加を保障する青少協条例改正案
▽居住の権利を明記し、都営住宅の新規建設などを明確にする住宅基本条例改正案
―は都民ファーストの会、自民党、公明党などの反対多数で否決されました。

共産党の星見てい子都議は討論で、こども基本条例案について、共産党都議団の修正提案で、具体的な子どもの権利の規定や、施行3年後に子どもの意見を聴く機会を設け、条例を見直す規定が修正案に盛り込まれるなど原案から重要な前進があったことを評価しました。

(2021年3月27日付「しんぶん赤旗」より)