安倍晋三首相主催「桜を見る会」をめぐる問題で、野党の追及本部は17日、合同ヒアリングを行いました。

「桜を見る会」追及本部ヒアリングで質問する宮本徹衆院議員(右)=17日、国会(「しんぶん赤旗」提供)

招待者名簿の管理や廃棄が公文書管理法やガイドラインに違反していたことを昨年12月には政府がすでに把握していたことが野党議員の追及から明らかになりました。

野党議員は、菅義偉官房長官が違法を認めたのは今年1月10日になってからだとして、「違法性を認識しながら1カ月も放っておいた」と批判しました。

日本共産党の宮本徹衆院議員は質問主意書で、2013~17年度分の招待者名簿は「1年保存文書」となっていたとして、「廃棄簿」にあたって廃棄日を調べるよう要求していたのに対し、政府は昨年12月17付の答弁書で「具体的な廃棄日等は不明」としか答えていませんでした。

野党議員は、公文書管理法では「1年保存文書」は、「行政文書ファイル管理簿」に記載し、ガイドラインで「廃棄簿」に廃棄日を記載するよう規定しているとして、政府がこの答弁書を作成する過程で「管理簿」や「廃棄簿」を確認したのかと追及。
政府の担当者は「『廃棄簿』を確認し、『行政文書ファイル管理簿』も概ね同じ時期に確認した」と認めました。

野党議員は「『廃棄簿』に(廃棄日の)記載がなければ、ガイドライン違反であり、『管理簿』に記載がなければ違法だ」として、昨年12月半ばには違法性を認識していながら、メディアや野党から指摘されるまでその事実を隠していたと批判しました。

(2020年1月18日付「しんぶん赤旗」より)