国会傍聴者・JCPサポーターが志位和夫委員長と懇談

傍聴者(手前)と懇談する(正面左から)畑野、志位、しいば、浅野の各氏=5日、衆院第1議員会館内
傍聴者(手前)と懇談する(正面左から)畑野、志位、しいば、浅野の各氏=5日、衆院第1議員会館内
日本共産党の志位和夫委員長は5日、衆院予算委員会での質問後、東京、千葉、神奈川、埼玉など1都3県からの傍聴者に加え、「全国生活と健康を守る会連合会」や、今月から始まった「JCPサポーター」の人たちも含めた91人とともに国会内で懇談しました。

質問で志位委員長は、安倍政権 に日本の貧困の実態をただし、生活保護を使いやすくするための緊急提案をしました。

懇談で志位委員長は、貧困と生活保護を取り上げたことを、「日本の貧困が20年来悪くなり続けるなかで、社会の再生産ができなくなると考えたからです」と紹介し、「憲法9条を守って25条を生かすたたかいは、車の両輪のように一体のものです。続けてしっかりやっていきたい」とあいさつしました。

質問のなかで、安倍首相に生活保護について「偏見をなくさなきゃいけない」と答弁させたことを報告しました。

川崎市から来た57歳の男性は「(緊急提案の中の)生活保護じゃなくて生活保障に名前を変えるという提案が目からうろこでした」と話しました。

江東区在住の82歳の女性は「志位さんの緊急提案に涙が出ました。ぜひやってほしいです」と話しました。

懇談には、畑野君枝衆院議員、しいぱ寿幸参院比例、浅野ふみ子参院千葉選挙区両候補も出席しました。

懇談のJCPサポーター「対案よかった」

東京都八王子市のサポーター会員は初めての国会傍聴。「貧困や生活保護は関心があった問題でした。そこをがっつり志位さんが追及してくれたのはうれしかった」と語りました。

日本共産党の志位和夫委員長(左端)と傍聴に参加したJCPサポーターら、しいば寿幸参院比例候補(右端)
日本共産党の志位和夫委員長(左端)と傍聴に参加したJCPサポーターら、しいば寿幸参院比例候補(右端)
JCPサポーター制度については「共産党員でなくても日本共産党に触れあえるのはすばらしい」。

同じく会員で大津市から参加した22歳の大学生は「政府は低所得者を軽視しているが、共産党は彼らの声を国会にしっかり反映していました。JCPサポーター制度はツイッターで知りました。党員でなくても就職後も関われるし、野党を後押しするためにもという思いで会員になりました」と語りました。

東京都江戸川区から参加した19歳の大学生は「野党は反対しかしないと言われるが、志位さんの答弁ははっきりしていて対案もちゃんと出していたのが良かったです」と語りました。

(2月6日付「しんぶん赤旗」より)