《江東区・あぜ上三和子都議》都民の願いをこぞって日本共産党に/志位委員長が訴え

あぜ上三和子都議(右)の必勝を訴える志位和夫委員長=10日、東京都江東区

あぜ上三和子都議(右)の必勝を訴える志位和夫委員長=10日、東京都江東区

日本共産党の志位和夫委員長は10日、東京都議選で、いずれも定数4を争う大激戦の江東区の、あぜ上三和子都議の必勝をめざし、街頭演説を行いました。志位氏が、共謀罪と憲法9条、築地市場の豊洲新市場への移転問題、福祉・暮らしを押しつぶす「逆立ち都政」という三つの大争点を示して、「平和、食の安全、都民の暮らしがかかった選挙です。どうか都民の願いをこぞって日本共産党に託してください」と訴えると、盛大な拍手と歓声が節々で湧き起こりました。

◆志位委員長の豊洲新市場問題に関する訴えはこちら

江東区・豊洲のホームセンター前では、あぜ上都議が「9条を守り、税金の使い方の改革で暮らし第一の都政をつくる」と決意表明。豊洲移転問題など「都政の闇」について「共産党躍進で議会のチェック機能を大きくしよう」と訴えました。区内で保育園を運営している女性が応援演説し、「子どもたちも、働く人も希望がもてる保育をつくるため、あぜ上さんの力が必要です」と語りました。

「あぜ上さんは、江東区議6期22年、都議2期8年と、30年にわたって区民の暮らしを守り奮闘してきた頼もしいお母さん政治家です」と志位氏。「区議会で最初に『子ども医療費助成制度』を提案し、今では中学3年まで無料になった江東区の子ども医療費無料制度の『生みの親』となったのが、あぜ上さんです。必ず都議会へ押し上げてください」と訴えました。

志位氏は、日本共産党が都議選の重点公約で、高すぎる国保料の1人1万円の引き下げ、認可保育園の9万人分増設とともに、シルバーパスの負担軽減を訴えていることを紹介。6月の都議会で共産党と生活者ネットが提案したシルバーパス負担軽減の条例案を、自公と「都民ファースト」が否決したことを強く批判するとともに、これらの勢力も軽減制度をつくること自体には反対できなくなっていると指摘し、「実現まであと一歩のところに来ています。共産党の躍進で実現しましょう」と訴えると、大きな拍手と声援が湧き起こりました。

(「しんぶん赤旗」2017年6月11日付より)