オスプレイ墜落事故
基地周辺自治体の動き

この記事は約2分で読めます。

情報提供求める<br/>横田基地周辺6市町

米軍横田基地周辺の東京都立川、昭島、福生、武蔵村山、羽村の5市と瑞穂町でつくる対策連絡会は20日、ハワイでのMV22オスプレイの事故について外務、防衛両大臣に、原因究明と再発防止策を米政府に申し入れるよう求める要請書を送付しました。

CV22の横田基地配備計画が発表された矢先の事故で、周辺住民のオスプレイの安全性への懸念が大きくなっていると指摘。日本政府に、米政府に対し原因究明と再発防止を申し入れ、周辺自治体に事故について、迅速に正確な情報提供を行うよう求めています。


 

羽村市議会「強い憂慮」<br/>配備反対決議

東京都羽村市議会は18日、在日米軍横田基地(同市を含む5市1町)への米空軍垂直離着陸機CV22オスプレイの配備計画に「強い憂慮の念」を示す決意を全会一致で可決しました。

決議は、人口が密集した市街地にある横田基地では、騒音や部品落下など人命にかかわる事故の懸念などから、周辺住民の不安が続いていると指摘。地元自治体や周辺住民に十分な説明責任を果たさないまま、安全への疑問が払拭されないCV22の配備が突然されたことに対し「極めて遺憾」だと表明しています。

同市議会では、2013年9月議会でも、横田基地がCV22配備の有力候補地との報道を受け、十分な説明がない段階での配備検討の撤回を求める意見書を可決しています。

(「しんぶん赤旗」5月21日付より)