建設国保 補助金保て / 共産党、財務省に要請

建設国保問題で財務省(手前)に要請する党国会議員団。右から大門、笠井、山添、宮本の各議員=7日、財務省

日本共産党の笠井亮、宮本徹両衆院議員、大門実紀史、山添拓両参院議員は7日、財務省に全国建設労働組合総連合(全建総連、組合員63万人)の建設国保に対する補助金を確保するよう申し入れを行いました。

全建総連は自然増などを含む医療費の伸びと新型コロナ感染拡大による受診抑制後の医療動向を勘案し、現行補助水準を確保するよう求めています。

参加した各議員がコロナ禍で建設従事者のおかれた苦境や建設国保の実情について発言しました。応対した阿久沢孝主計局次長は「全建総連の国保組合の経営努力は十分承知している。補正予算もあるのでできるだけ現行水準の維持を検討していきたい」と述べました。

また財務省要請に先立ち、宮本氏、倉林明子参院議員は、厚生労働省保険課に対し、建設国保の補助金獲得に努力するよう要請しました。

(「しんぶん赤旗」2021年12月8日付より)