日暮里・舎人ライナー脱輪/党都議団 無人駅見直し要請

池内さおり氏参加

日本共産党の東京都議団、足立区議団、池内さおり衆院東京比例予定候補(12区重複)、沢田しんご13区予定候補は12日、7日に起きた千葉県西部地震で日暮里・舎人ライナーが脱輸し乗客が負傷したことを受け、安全・安心な運行で都民の移動を保障するよう、小池百合子知事宛てに申し入れました。斉藤まりこ、曽根はじめ両都議、横田ゆう区譲が参加しました。

斉藤都議は「車両駅も無人で、不安が大きかった」「頭から血を流していた人もいて、乗客同士で助け合って応急措置をした」という声を紹介。無人走行・無人駅の体制を見直し、駅員の配置や係員の増員を求めました。

運行見合わせとなった翌朝の現場に駆け付けた池内氏は、7万人以上が足止めになり、沿線を走る都バスが1時間以上待っても乗れず、大混雑となった現場の状況を説明。

要望書は、▽都バスの増便などで代替輸送の充実を図る▽駅員の配置や係員の増員を行う▽運行見合わせの場合、各駅に係員を配置し状況説明を行う▽国とともに再発防止と利用客の安全性の確保について検証を行い改善するーことなどを求めました。

応対した交通局の内藤淳局長は「今回の対応の課題については検証していく必要があると考えている」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2021年10月13日付より)