命守る都政 共同の力で 都議選25日告示 7月4日投票 共産党 私も応援します

一番マトモで優秀な党
ツイッター(短文投稿サイト)で政治について積極的に発言している俳優の古館寛治さんは8日、「今の政党で一番マトモな政策を掲げ国会での質疑でも優秀なのは共産党だと思う」と発信(画像)。共産党という名前への拒否反応に「ここを共産党が皆に伝わるように発信すること」と書き込みました。発信に込めた思いを聞きました。

「この国を政権交代できる国にすること、それがスタートラインだと思います。次の総選挙で政権交代できるかが、日本の未来を決めかねない、非常に重要な選挙です」―古館さんは、都議選と、それに続く総選挙についてこう力を込めます。
「権力は絶対に腐敗する。日本は民主党政権の短い期間以外、ずっと(連立も含めて)自民党が政権側にいます。システムは民主主義でも、独裁国家のようです」

こうした政治を変えるうえで、「共産党は、企業献金を受けていないので、はっきりと発言できる。国会でのやり取りでも、一番勉強していて、まともな意見を言っています。野党が、共産党も含めた連立政権への体制を作れるか。それが、政権交代の一番の鍵だと思います」と語ります。
都議選で大争点の東京五輪に対しては、「インターネットで公開された宮本亜門さん(演出家)の開催反対のインタビューに共感しました。五輪憲章は理想的なことを書いているけど、実態は真逆になっている。この状況での開催強行は筋が合いません」と話します。
都議選、総選挙への期待は。「投票率が80%に上がれば、確実に政治が変わります。そのための発信をメディアがやってほしい。共産党については、国民のなかにある、中国やソ連との関係や、自衛隊に対する考え方など、さまざまな疑問に一つひとつ短く明快に答える発信を、ぜひ強めてほしい。そういう発信があれば、私も拡散しますよ」

都議選、総選挙に向けた各分野からの共産党への期待の声を紹介します。

命を重んじる政治こそ

政治の使命は光が届きにくい人や、今日を生きるのも苦しい人に手を差し伸べること。宗教と同じです。
新型コロナの影響により、昨年の秋頃から失業者が増え、常軌を逸した困窮状態が続いています。国は具体的な支援策を打ち出しません。
仲間の僧侶が寺で食料支援を行っていまして、この時代に食べ物がないほど辛いことはない。空腹よりも、精神的な飢餓感が切ない。現代の日本で、すぐ医者にかかれない、入院できない日が来ることを、誰が想像したでしょう。自公政権の集積が、このような形で現れたのは明らかです。
一方、コロナ禍でも軍事費は増加し、ワクチン接種率は世界最低レベル。これはもう人災です。首相は「安心、安全な五輪」と言うが、国内で1万3500人以上がすでに亡くなっています(9日現在)。まったくふざけている。私は怒り続けます。
人間を大切にする人が政治家になるべきで、政治の世界もどんどん様変わりする必要がある。だからこそ、この都議選は大事です。共産党の議席を一つでも増やしてほしいと思います。

障害ある子の環境充実を

都内の児童生徒をオリパラ会場に観戦させる計画は信じられません。猛暑の中、救急や医療資源もオリパラ対応で手薄な中、新型コロナの感染リスクにわざわざさらされに行くとは、この時期にやることなのでしょうか。
「中止を求める」共産党に賛同します。
障害ある子どもたちは感染すれば介助なしの入院は困難。福祉施設だけではなく、特別支援学校でも先生方にPCR検査を行って感染拡大を防止して欲しいです。
東京都が行った特別支援学校の大規模化は、子どもや先生に良い結果をもたらしていません。介護員の導入で先生を削減するのでは、行き届いた教育はできません。都教委の効率化は、メリットどころか障害児の切り捨てです。どの子にも伸びるところはあります。教育は先生しかできないので増員を願います。
障害がより重度・重複化する中で、都は他県と比較して重複学級の定員を頑なに増やしませんが、他県並みに定員を増やし、人的にも対応すべきです。
親が老いた時に障害ある子が都外の千葉や青森などの遠方ではなく、365日、地域で入所できる施設の設置を含めて共産党には頑張って欲しいです。
(障害のある子どもたちの教育・生活をゆたかにする東京の会会長)

税金は都民のために

職人一筋、蒲田に店を構えて47年。地元の人に新鮮な肴と酒を提供してきました。近年、政治が悪いのか、お客さんのふところがさみしいのか商売が厳しくなってきました。もうけを削って品質の良い品を出しても「高い」と言われます。
さらに新型コロナでお客さんの足が遠のき過酷です。今は緊急事態宣言のために休業していますが、感染拡大防止協力金(協力金)の申請も複雑で外国人の店主なんて困っています。しかも今後、一律の支給ではなく削減方向だとか聞きました。
しかし、小池都知事は大手広告代理店に湯水のように税金を払って「都知事の―」なんてテレビコマーシャルを作っている。おかしいでしょ。都民のためじゃなくて自分のために税金を使っています。あらゆる人が必死に払ってきたのですから、税金は都民のために使って欲しい。こんな都政続けて何になるのでしょうか。
共産党は2回続けて都議会の議席を伸ばしてきました。都政では野党第一党、衆議院に直すと100議席に値するといいますから貴重ですし、実績も積み重ねてきました。
「共産党は連続躍進したから、今回も大丈夫」なんていう人がいるけどとんでもない。こういう慢心が生活の防波堤を破壊する。今回も間違いなく都政は「共産党です」。