痴漢被害の深刻さ知った/池内ラジオ配信に反響

語り合う(左から)池内、朝岡、椎野、米倉の各氏=10日

日本共産党の池内さおり衆院東京比例候補(東京12区重複)は10日、ネットで聴けるラジオ「池内さおりラジオ  コミュニストはフェミニスト」の第4回を配信しました。

テーマは「痴漢被害アンケート~誰にとっても安全な社会へ」。党東京都委員会・ジェンダー平等委員会のアンケートをもとに、同委員会の米倉春奈都議、椎野大輔さんをゲストに、朝岡晶子さんと語り合いました。

池内さんは、日々繰り返されている痴漢という性暴力に向きあおうとアンケートを実施したと語り、1435人が回答、自由記述欄にはA4で420ページ超の声がよせられたと報告。椎野さんは「被害の深刻さ、膨大さ、その後の人生への影響などについて知らなかった。多くの男性には想像できないと思う」と率直に語りました。米倉都議は、この実態をとり上げた都議会本会議で、小池知事が被害による強いダメージや、声の上げづらさについて認識を示したことは重要な一歩だとしたうえで、今後いかに具体的な対策を進めるかが政治の課題だと指摘しました。

配信後、リスナーから「実態を知らなすぎた。女性専用車両は逆差別だ!と言っていた人に聞いてもらいたい」「政治の場で、痴漢についての認識を変えていく。痴漢ゼロを目指す。制度やシステムを変えていく。これがとっても大事だと痛感しました」などの感想が寄せられています。

次回配信は24日午後9時から。校則問題を語り合います。

(2021年4月24日付「しんぶん赤旗」より)