訴える、わたなべ三枝市議候補=11日、東京都日野市(写真提供:しんぶん赤旗)

東京都日野市議補選(18日投開票、被選挙数3、立候補4人)が告示された11日、日本共産党の、わたなべ三枝候補(62)=新=は笠井亮衆院議員、清水とし子都議候補の応援を受け、「不正事件を全容解明し、PCR検査の拡大、ケアに手厚い市政をつくる。あるが精一市長候補とともに市政に押し上げてほしい」と訴えました。

わたなべ氏は、不正解明を求める市民の請願を自民党、公明党が不採択にしたと告発。「共産党市議団を4議席から5議席に伸ばして」と力を込めました。

笠井氏は、菅政権がコロナ禍で病床削減や75歳以上高齢者の医療費倍増を打ち出したこと、自公市政が国民健康保険税を値上げし、学校体育館のエアコン設置を怠る一方で、公共事業の投資的経費を多摩地域のトップにしてきたことを指摘。「財政の使い方を変え、PCR検査の拡大、18歳までの医療費無料化など暮らしに寄り添う市政をつくるため、あるが市長、わたなべ市議候補を押し上げて」と訴えました。

訴えを聞いた女性(82)は「あるが市長、わたなべさんに検査を進めてほしい。現市長は不正事件への自分の責任を考えるべきだ」と話していました。

(2021年4月13日付「しんぶん赤旗」より)