「都議選駆ける」調布・狛江に保健所復活を/北多摩3区(定数3)田中とも子さん(63)元(調布市・狛江市)

都政転換の思いを語る田中とも子予定候補(写真提供:しんぶん赤旗)

「調布市にあった保健所、狛江市にあった保健相談所が統廃合され、多摩府中保健所が抱える人口は調布・狛江など6市で104万人に。コロナ禍で必要な対応が取られていません。何としても調布・狛江に保健所の復活を」―。演説や対話で力を入れています。

自公都政による保健所統廃合で、23区の保健所1カ所当たり42万人、多摩地域の平均61万人に比べ巨大な人口を抱える地域です。住民から「保健所に何度電話してもつながらない」など悲鳴が上がっています。

田中氏は、保健所の復活を求める署名を呼びかけ、2月には要望署名(第1次)2277人分を都に提出。都の担当者も「多摩府中保健所の人口規模が大きいことは認識している」と答えました。

調布・狛江両市では、東京外環道地下トンネルの建設による地表陥没・地下空洞も住民の暮らしを脅かす問題になっています。

田中氏は「国は『地下40メートル以深を掘るから地上に影響はない』と工事を進めてきました。危険な外環道工事は中止を」と訴えます。

定数3に都民ファーストの会、自民党、公明党の現職など、田中氏を含め有力5~6人が争う見通し。「保健所復活、暮らしを守る願いを私に託してほしい」と呼びかけます。

党准都委員。元都議1期。元狛江市議4期。

(2021年4月9日付「しんぶん赤旗」より)