痛みに寄り添って/白石たみお(現)品川区(定数4)

白石たみお(現)品川区(定数4)

私の政治信条は「痛みがわかる。だからたたかう」です。原点は都立大崎高校夜間定時制にあります。

私のクラスには、定年退職してから入学した70代や障害がある同級生、LGBTや不登校など家庭環境によって夜間定時制に入学した仲間たちがいました。年齢も育った環境も違う仲間たちと4年間学校生活を過ごし「誰もが生きる権利、幸せになる権利、学ぶ権利がある」ことを得られました。

コロナ感染で浮き彫りになったのは、弱い立場の人が取り残される深刻な実態です。その原因は自民・公明政治が暮らしや福祉などを切り捨ててきたことにこそあります。大企業・財界優先、アメリカいいなりの暴走政治を変え、どんな人も基本的人権が尊重され、取り残されない政治を実現させることが今こそ求められています。

自己責任ばかりを強調するコロナ対策から、大幅な検査の拡充や中小企業への補償などのコロナ対策に切り替えます。

命・暮らしを犠牲にする羽田新ルート、住民を追い出す無駄な巨大道路建設などをやめさせ、住民の暮らしを守るため都議選で勝ち抜く決意です。

しらいし・たみお
党都議団政調委員長、都委員。都議会厚生副委員長。都議2期。

(2021年4月6日付「しんぶん赤旗」より)