「都議選駆ける」医療を引き上げる都政に/目黒区(定数3)星見てい子さん(63)現

都民に語りかけている星見てい子都議(写真提供:しんぶん赤旗)

前回目黒区で16年ぶりに議席を獲得。毎週土曜日は区内を回り、コロナ対策の強化と命と暮らしを守る都政実現を訴えます。保健所から格下げされた碑文谷(ひもんや)保健センター近くのスーパー前では、「都立病院や保健所を削減する政治はもうやめ、医療、保健を引き上げる都政にしよう」と力を込めました。

大学卒業後に働いた児童養護施設での経験から子どもの貧困解決が原点です。初質問で子ども食堂への東京都の補助を実現。区内の「食堂」は10カ所に増え、コロナ禍では休校中に子ども100円弁当を実施。めぐろ子ども食堂ネットワークの星埜俊昭さんは「都が動けば、区も動く。星見さんがいなければ制度の充実はなかった」と街頭で応援します。

毎週の生活相談に加え、コロナ支援相談会を行い、150件以上の給付金申請を支援。「都営住宅の新規建設を」「学校給食の無償化を」と求めてきました。目黒医療生協元理事長の中山晴夫さん(66)は「地元になくてはならない人。何としても2期目を」と応援。通りがかりで駆け寄った女性(84)は「よく話を聞いて解決に取り組んでくれる。支持を頼んだ友人が周りに広げています」と話します。

星見氏、都民ファーストと公明現職のほか、議席奪還を狙う自民の元都議、立憲民主党の現職区議らが立候補予定。激戦区です。

 目黒区議3期(世田谷区議1期)。都議1期。都議会警察・消防委員。

(2021年4月6日付「しんぶん赤旗」より)