「都議選駆ける」医療現場の経験都政に/文京区(定数2)福手ゆう子さん(44)新

街頭で住民と対話する福手ゆう子候補(写真提供:しんぶん赤旗)

医療現場の経験、文京区議として活動してきた福手ゆう子予定候補。いま「小池百合子都知事は都立の駒込病院、大塚病院を『独法化』しようとしている。共産党の躍進で止めよう」と訴えています。

地域を回り都立病院を都立のままで充実、小池都政の福祉切り捨て・大型開発優先政治の転換を訴えると、「知らなかった」「今度は共産党」など、期待の声が広がっています。団地に住む女性は「夫が大塚病院に入院している。私も脳内出血で倒れた時に病院でお世話になった。都立病院の存続を求める福手さんに勝ってほしい」と話しました。

前回の都議選で2万6千票余を得るも215票差で惜敗。その後、選挙の公約として掲げた「大塚都バス車庫跡地の福祉活用」の実現に向け、4820人分の署名や、都・区に対し4回の申し入れを行ってきました。運動が実を結んで23年、100人規模の認可保育園などが開設されます。

現在、文京区の都民ファ、自民の現職は2人とも男性です。「森喜朗発言をきっかけに、日本社会の女性差別が浮き彫りになった。ジェンダー平等を実現するためには共産党の女性議員がもっと増えることが大事。女性の苦しみを引き受けて、政治を変えていきたい」

2015年文京区議に初当選。17年都議選で惜敗。文京地区都政対策委員長。

(2021年4月2日付「しんぶん赤旗」より)