【新春随想】山添拓参院議員/かつてない年明け

山添拓 参院議員

恒例の高尾山宣伝がなく、年末から続く相談会など支援活動への参加が続く、文字通りかつてない年明けに。

京都への帰省も断念し、せめて気分だけでもと思い京風雑煮を作りました。ところが東京では、丸餅は割高で雑煮大根は売っている店がほとんどない…!なにをやるにも勝手が違います。

一方、新たな環境で広がる世界も感じます。勝手連YAMA部のみなさんと取り組んだオンライン企画は昨年全9回、延べ300人以上が参加され、「政治との距離がグッと縮まった」という声も。これまでつながりのなかった方が国会論戦の動画などSNSを通じて日本共産党に注目し、街頭宣伝や演説会での出会いに発展。「しんぶん赤旗」をご購読いただき、入党された方も複数おられます。この広がりは新しい経験。同様の変化は全国各地で起きていると聞きます。

コロナ禍は、社会のもろさをあらわにするとともに、危機に直面したときの自民党政治がいかに非科学的で頼りにならないかも浮き彫りにしました。だからこそいま、政治と社会にはたらきかける場を求めている方も多いはず。一人でも多くの方とさまざまに場を共有し、政権交代で歴史のページをめくる一年にしたい。

(2021年1月19日付「しんぶん赤旗」より)