「東京民報」12月6日号をご紹介します。

「東京民報」は週1回の発行で、月額400円(ばら売りは1部100円)。 都内のみ自宅配達いたします。
ぜひご購読ください。購読・見本紙の申し込みはページ下のフォームからどうぞ。

▼1面
「東京民報」12月6日号1面

【感染】コロナ感染急拡大「命守る対応早く」無策の菅政権を追及

新型コロナウイルス感染が急拡大するなか、緊急のコロナ対策を打ち出さず、無為無策を続ける菅政権に「政権による人災と言われても仕方がない」と厳しい批判が広がっています。さらに、安倍晋三前首相の「桜」疑惑も新たな展開を見せ、政治情勢は緊迫しています。11月25日の衆・参各予算委員会では、日本共産党の宮本徹衆院議員(比例選出、20区重複予定候補)、田村智子参院議員が政府を厳しく追及しました。

【外環道】外環道関連道路 国交省が暴言「やり切れば逃げる」住民の不安無視し工事

東京外かく環状道路(外環道)は、10月の調布市での地下トンネル真上の工事での陥没事故と地下空洞以外でも問題が山積しています。世田谷区では、中央高速道路(中央道)から、地下の外環道に接続する中央ジャンクション(JCT)付近で住民に説明してきたのと異なる危険な線形の関連道路が作られようとしています。不安を訴える住民に国土交通省は「適当な答え。やり切れば逃げちゃう」と言い放ちました。

【桜疑惑】「桜」疑惑首相の責任で解明を

宮本議員は、安倍前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭で、安倍氏側が多額の費用を補てんしたことについて、「事実なら公選法と政治資金規正法の違反だ」と指摘。「官房長官として前首相を擁護してきた責任は重い。首相の責任で真相解明をする必要がある」と迫りました。菅首相は「捜査機関の活動内容にかかわるので答えは控える」と答弁を拒否しました。

【感染】新型コロナ 感染防止へ総合的対策を 共産党都議団が緊急申し入れ

新型コロナウイルス感染症が急拡大する中、日本共産党都議団は11月30日、感染拡大防止のための総合的対策を小池百合子知事に求める緊急申し入れを行いました。感染を抑え込むには、無症状や症状の軽い陽性者を早期に発見する検査を抜本的に強化し、陽性者の保護、追跡を行う必要があると指摘。大規模・集中的なPCR検査や医療機関への大幅な財政支援など、7 項目にわたる総合的対策を求めました。

▼2面
「東京民報」12月6日号2面

【都政】提供店カラオケ20日間の時短要請 小池知事 「トラベル」は継続

東京都は新型コロナウイルスによる感染急拡大を受け、島しょ部を除く都内全域で酒類を提供する飲食店やカラオケ店に営業時間を午後10時までに短縮するよう要請しました。感染拡大の要因として指摘される国の観光支援事業「GoToトラベル」について小池知事は、「全国的な視点で国が判断するのが筋」として、除外を求めていません。国も新たな旅行販売を一時中止する対象地域に指定していません(11月30日現在)。

【都政】都民ファ コロナで罰則条例案 自由法曹団「感染対策に逆行」

自由法曹団東京支部(黒岩哲彦支部長)は11月30日、都民ファーストの会が同日開会の都議会に提案した、「新型コロナウイルス感染症対策条例」改正案に反対する意見書を発表しました。

【都議会】共産党都議団 定例会に5条例案

日本共産党都議団は第4回都議会定例会(11月30日開会)に、5つの条例案を提案します。「東京都学生応援給付金条例」案は、休業や自粛によるアルバイトの減少、オンライン授業のための機器購入など、新型コロナ感染拡大の影響を受けている学生を支援するものです。都内在住、または親が都内在住の大学生・専門学校生などに対し、今年度緊急に3万円を給付します。

【性暴力】被害者を責めない社会に 性暴力被害 実態調査をもとに集会

性被害に遭っても生きる希望を持てる社会にと活動する「一般社団法人Spring」は11月20日、衆院議員会館で「5899件の性被害から見えた実態~被害当事者が望む未来とは~」を開催しました。インターネットを通じて集めたアンケートの集計結果をもとに報告がありました。

▼3面
「東京民報」12月6日号3面

【外環道】憲法違反の工事を止めて 東京外環訴訟で口頭弁論

東京外かく環状道路(東京外環道)の本線工事差し止め訴訟の第9回口頭弁論が11月24日、東京地裁で行われました。東京外環道は住宅密集地の大深度地下にトンネルを掘り、東名高速道路と関越自動車道を結ぶ道路計画。これまで地上への影響と事業費の高騰などを理由に沿線住民が差し止め運動を行い、訴訟に発展しました。

【学術会議】「無知ゆえの独裁」学術会議 任命拒否教授らシンポ

菅政権による日本学術会議の会員任命拒否問題をめぐり、11月28日に公開シンポジウムがインターネットを利用したオンラインで開かれました。

▼4面
「東京民報」12月6日号4面

【芸術】永青文庫の入り口 川と崖地が織り成す 庭園と江戸の文化

都電荒川線の早稲田駅を降りて桜の名所の神田川を渡った先、かつてバッケと呼ばれていた関口台・目白台の崖線、急坂の胸突坂をあがったところにある永青文庫(文京区)。日本・東洋の古美術を中心としたこじんまりとした美術館です。

東京民報は週1回の発行で月額400円(ばら売りは1部100円)。 都内のみ自宅配達いたします。ぜひご購読ください。

☟東京民報の購読/見本紙の申し込みはこちらから

購読を希望される新聞名の先頭の□をクリックしてチェックを入れてください。
内容を確認のうえ、間違いがなければ下の「送信」ボタンを押してください。