【都議補選(北多摩3区)】田中とも子候補が決意/医療拡充 保健所を

田中とも子 都議予定候補
田中とも子 都議予定候補

東京都議補選(26日告示、7月5日投票)の北多摩第三区(調布、狛江両市)で、日本共産党狛江市議の田中とも子氏は10日、記者会見し「都民のくらし、営業を守る都政に切り替えていく」と立候補を表明しました。

田中氏は会見で、新型コロナウイルスの影響で「街の人から悲鳴のような声があがっている」として、PCR検査の拡充をはじめ都の医療体制の抜本的な転換の重要性を強調しました。

田中氏は、保健所を削減・統廃合し、都立病院・公社病院の地方独立行政法人化を進める都の姿勢を批判。
調布、狛江両市での保健所の実現などを公約に掲げました。

また、東京都の協力金については申し込んだ人の2割しか交付されず、そもそも対象となる事業者が3割程度で支援が行き届いていないことを指摘。
営業を守るための手立てとして都による中小企業への支援制度の拡充や家賃補助制度を実現したいと述べました。

田中氏は、都議、市議をそれぞれ務めた経験を生かして、都民の命と暮らしを守る仕事をしていきたいと決意を語りました。

都議補選同区には自民党の林明裕氏、生活者ネットワークのドゥマンジュ恭子氏が立候補を表明しています。

(2020年6月13日付「しんぶん赤旗」より)