【新型コロナ】住民団体と区労連などが足立で電話相談会

給付金申請もサポート

「給付金の申請方法が分からないので助けて」。
新型コロナウイルス無料電話相談会が17日、東京都足立区であり、中小業者や市民から要望が寄せられました。

主催は、くらしと営業を守る足立連絡会や区労連など。

売り上げが半減したという歯科技工士の自営業者は、持続化給付金のオンライン申請の方法を教えてほしいと相談してきました。

足立東民商の黒須勝見副会長は、申請方法の相談が連日相次いでいるとし「高齢の方にとってはスマホで操作するといっても難しいので、民商に来てもらい個別に対応している」と語りました。

母の介護のため離職し足立区に引っ越してきたという人は「感染が心配でハローワークにも行きづらい。 滞納した国保料11万円も支払えないので減免してほしい」と窮状を訴えました。

呼吸器疾患のある人は「いつ収束するのか」と、自身の健康と先行きへの不安を吐露しました。

同連絡会の中村和司事務局長は、寄せられた声をまとめて区に対し要望を提出したいと話しました。

(2020年5月19日付「しんぶん赤旗」より)