都選出の衆院自民3氏・統一協会系に会費

自民党の東京選出衆院議員3氏が昨年、「霊感商法」「集団結婚式」などで社会的批判を浴びている旧統一協会(「世界平和統一家庭連合」に改称)と一体の「国際勝共連合」「世界平和女性連合」に、会費として計6万5,000円を支払っていたことが20日、都選挙管理委員会が公表した2018年分政治資金収支報告書で分かりました。

松本文明氏(比例東京)が代表を務める同党東京都第7選挙区支部は昨年3月、「女性連合」に懇親会費1万5,000円、10月には反共謀略団体「国際勝共連合」に祝賀会費2万円を支払っていました。

高木啓氏(同)が代表の同党東京都衆院比例区第3支部と、井上信治氏(東京25区)が代表の「信政会」も昨年3月、「女性連合」に会費をそれぞれ1万5,000円支出していました。

旧統一協会による霊感商法や違法な「伝道」の被害者の救済に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会は今年9月、反社会的団体である旧統一協会のイベントへの参加や賛同メッセージ送付を行わないよう求める要請書を、全国会議員に送付しています。

(2019年11月22日付「しんぶん赤旗」より)