【 横田基地】宮本氏ら防衛省ただす 有事即応訓練中止求めよ

「サムライ即応監査」の中止を要請するよう防衛省に求める宮本議員(正面1列目右から4人目)ら=10月31日、国会内(「しんぶん赤旗」提供)

米軍横田基地(東京都福生市など5市1町)で有事に即応する訓練とその監査「サムライ即応監査」が行われている問題で、日本共産党の宮本徹衆院議員、尾崎あや子都議らは10月31日、防衛省をただし、米側に中止を要請するよう求めました。

基地周辺の地方議員、住民運動関係者も参加しました。

同監査は10月28日から11月8日まで24時間体制で実施され、4~5日には深夜早朝に航空機を運用、6日未明には大音響を発するスピーカー(PAS) を使うとしています。

参加者は周辺自治体が深夜早朝の航空機・PASの使用は行わないよう要請していることを指摘。詳細な説明を求め、深夜に運用する理由をただしました。

同省の担当者は「影響を最小限にするよう申し入れている」と繰り返したものの、深夜早朝の運用中止などを具体的に要請していないことが明らかになりました。

宮本議員は米側に厳しく対処するよう求めました。

(2019年11月8日付「しんぶん赤旗」より)