【都議会厚生委】広尾病院建て替え/白石たみお都議 “PFI先にありき”

白石たみお都議
白石たみお都議

日本共産党の白石たみお東京都議は12日の都議会厚生委員会で、島しょ医療、災害医療の基幹病院である都立広尾病院(渋谷区)の建て替え計画案につい て「検証·分析もな いのに、PFI(施設整備・運営を民間資本にゆだねる手法)先にありきの計画だと批判しました。

都の計画案は、診療を継続しながら2034年度ごろにかけて順次建て替え、従来方式に比べ「現時点ではPFI方式がより適している」としています。

白石都議は、既にPFI事業を行っている都立4病院で費用が膨らんでいる要因が明確にされていないと指摘しました。

白石都議はまた、同病院の敷地内に併設されている、島しょの患者や付き添い家族の宿泊施設について、3年間で満室日数が2.5倍に増えていると指摘。
増設を求めました。

(2019年9月27日付「しんぶん赤旗」より)